HOME | 症例紹介

お尻の痛み

年齢:30代 
性別:男性
職業:会社員
主訴:右側のおしりが痛い
検査:立ち上がり 前屈、後屈で痛み無し
   右臀部の圧痛無し
   右股関節屈曲の筋力、やや低下
治療部位:腸骨筋、中間広筋
経過:2回目ペインスケール6→0
   痛みがなくなったため、2回で終了となる。
   お尻が痛くても原因は股関節の前側にあったことがポイント。
   「股関節屈曲」の筋力低下から腸骨筋が原因では、と推察した。
 
年齢:40代
性別:女性
職業:主婦
主訴:左のおしりが痛い
検査:立ち上がり 前屈、後屈で痛み無し
   左臀部の圧痛やや+
   左股関節屈曲の筋力、やや低下
治療部位:梨状筋、腸骨筋、中間広筋
経過:1診
   ペインスケール5
   施術回数:3回
   椅子に座っていると痛みを生じるとの訴え。
   左の梨状筋に圧痛があり、梨状筋に刺鍼した。
   2診
   症状に変化なし(ペインスケール5)
   方針転換し腸骨筋に鍼を入れ、得気が出現。
   3診
   来院時は痛みが消失していた(ペインスケール0)    
考察:患者の訴えと検査所見から原因部位は臀部、鼠径部どちらも可能性がある状況であった。ここでは「表で変化がなければ裏を疑え」ということが施術ポイント。
 
年齢:50代
性別:男性
職業:フォークリフト作業員
主訴:右おしりから太腿の外側が痛い(ペインスケール6)
検査:関節の可動域に問題なし
   中殿筋、小殿筋に圧痛あり
経過:1診
   中殿筋、小殿筋、外側広筋、腓骨筋へ刺鍼
   2診
   ペインスケール6→3 かなり楽になったとの訴え
   1診と同部位へ刺鍼
   3診
   ペインスケール3→0 全く痛みはないですとの訴え
   また不調があったら連絡してくださいとお伝えして終了となった。
 
年齢:50代
性別:女性
職業:パート従業員
主訴:座っていると右おしりが痛い(ペインスケール7)
検査:関節の可動域に問題なし
   梨状筋、小殿筋に圧痛あり
経過:1診
   腰部脊柱起立筋、小殿筋、中殿筋、大腰筋へ刺鍼
   2診
   ペインスケール7→4 痛みは良くなったとの訴え
   1診と同部位へ刺鍼
   3診
   ペインスケール4→2 「痛みはあまり気にならなくなりました」との訴え
   1診と同部位に刺鍼し仕事で長時間椅子に座るようなので、出来るだけ時
   おり立つよう助言する。   
   4診
   ペインスケール2→0 「痛みなく仕事が出来るようになりました」との話
   治療終了となる。  
 

鼠径部の痛み

年齢:60代 
性別:女性
職業:日本語教師
主訴:歩くと右側の鼠径部が痛い
検査:前屈、後屈で痛み無し
   右骨盤内部の圧痛あり
   右股関節屈曲の筋力:問題なし
治療部位:腸骨筋、中間広筋
経過:1診
   ペインスケール7
   ベトナムでバイクにひかれて、ベトナム国内の総合病院へ入院
   画像検査で異常なく、療養のために日本へ帰国した。
   今は100m位歩くと鼠径部の痛みがあるとの話。
   腸骨筋、中間広筋へ刺鍼した。
   2診
   ペインスケール7→5
   「いくらか楽になりました」とのこと
   同部位へ刺鍼
   3診
   ペインスケール5→3
   「痛みは良くなり、買い物にも行けるようになりました」との話
   同部位へ刺鍼
   4診
   ペインスケール3→2
   「少し長い距離を歩けるようになりました」
   数日後にベトナムへ戻るとのことで、ここで終了となった。
   後日、1.5km歩いても痛くないと喜びの連絡を頂いた。
考察:鼠径部が痛いということで、腸骨筋、恥骨筋、中間広筋、この3つがポイントであろうという前提で評価と施術を行った。この方の骨盤サイズは大きく、腸骨筋の施術は4寸鍼で実施した。早い段階で奏効して、ベトナムへ帰国するまでに治療が間に合い、喜んでいただいた。
 
年齢:40代
性別:女性
職業:会社員
主訴:あお向けで寝ていると左鼠径部が痛い
経過:この方は9際の頃、股関節の適合性を良くする手術をされている。しかし度々股関節の痛みを感じ、都内の股関節専門治療院や接骨院などへ通院されていた。股関節の痛みは一進一退で夫の紹介で当院へ来院された。
検査:関節の可動域は屈曲、伸展で制限あり
   骨盤内側に不快感あり
経過:1診(ペインスケール7)
   腸骨筋、中間広筋へ刺鍼
   2診(ペインスケール7→4)
   痛みは軽くなったとの訴え
   1診と同部位へ刺鍼
   3診(ペインスケール4→0)
   「痛くなくなりました」との訴え
   経過観察で終了とする。
 考察:検査で骨盤内側に不快感があったことから、腸骨筋の機能不全が疑われ、同部位の施術が奏効した。

腰の痛み

年齢:50代
性別:女性
職業:主婦
主訴:3日前から急に腰が痛くなった
   1週間後に家族でスキーへ行くため早く治したい。
検査:前屈は痛み無し。後屈で腰の痛みあり。
   側屈、ひねりは問題なし。
   腰部、臀部に圧痛所見なし。
経過:1診(ペインスケール 7)
   腰部多裂筋・最長筋、大腰筋、大殿筋、中殿筋へ刺鍼
   2診(ペインスケール 3)
   腰痛はかなり軽快した様子。
   左股関節がゴリゴリ音がするということで、腸骨筋へ刺鍼
   3診(ペインスケール 1)
   左股関節のゴリゴリ音は無くなったとの話し。
   痛みもそれほど気にならないため、終了となった。
 
 
年齢:30代
性別:女性
職業:自営業
主訴:生理痛(腹痛が強く仕事を休むこともある)
検査:大腰筋に圧痛あり
経過:1診(ペインスケール7)
   腰部脊柱起立筋、大腰筋へ刺鍼
   2診
   症状は軽くなっている(ペインスケール7→5)
   腰部脊柱起立筋、大腰筋、大殿筋へ刺鍼
   5診
   だいぶ楽になりましたとの訴え(ペインスケール5→2)
   ご本人様より「様子をみたい」との話で終了となった。
 
年齢:50代
性別:男性
職業:リフォーム業
主訴:腰が痛い
検査:上体後屈で腰痛+ 
   股関節の可動域、筋力は問題なし
経過:1診(ペインスケール8)
   腰部脊柱起立筋、大腰筋、中殿筋、小殿筋へ刺鍼
   2診(ペインスケール2)
   「腰の痛みは70%減った」との話
   同部位へ刺鍼
   1週間後に痛みが残るようであれば連絡下さいと説明
考察:大腰筋、小殿筋への刺鍼で「得気」を感じられ、この2つの筋肉が症状改善につながったものだと推察された。
 
年齢:20代
性別:男性
職業:工場勤務
主訴:腰が痛い
検査:上体前屈で腰痛+、後屈は腰痛-
   上体前屈の柔軟性低下(立位で手指先~床まで23cm)
   股関節の屈曲可動域低下
経過:1診(ペインスケール7)
   腰部脊柱起立筋、大腰筋、中殿筋、小殿筋へ刺鍼
   2診(ペインスケール6)
   「少し良くなった気もするが、まだ痛い」
   腸骨筋、中間広筋へ刺鍼
   3診(ペインスケール1)
   「すごく楽になった」との話
   月に1回くらい施術すると良いと助言し、一旦終了となる。
考察:1診から2診で症状に大きな変化が見られず、方針転換した。常に症状が改善した場合、変化が無かった場合、どちらの場合でも対応できるように頭の中で「次の手」をイメージできるかが結果の分かれ目となる。今回は方針転換した方が良いと判断して奏効した。
 
年齢:70代
性別:男性
職業:無職 
主訴:椅子から立つ時に腰が痛い
経過:内臓の持病があり都内のT病院へ入院して、1カ月前に(当院初診日より)退院した。退院後から腰が痛くなり、入院していたT病院の整形外科を受診してレントゲンを撮ってもらったが、「特に異常なし」と言われ、湿布を処方してもらい、毎日貼っていたが腰の痛みは改善しない。鍼でもやってみようかと思い、当院へ来院された。
検査:上体前屈で腰痛-、後屈は腰痛+
   股関節の屈曲筋力低下
経過:1診(ペインスケール8)
   腰部脊柱起立筋、大腰筋、中殿筋、小殿筋へ刺鍼
   2診(ペインスケール3)
   「だいぶ違うみたい」「妻からも前かがみで歩かなくなったねと言われた」との話
   同部位へ刺鍼
   4診(ペインスケール2)
   「椅子から立つ時、スッと立てるようになった」との話
   メンテナンス目的で定期的に施術を継続中。
考察:立ち上がる時に痛い、ということで大腰筋に問題があるのでは、という仮説を立てて評価を行った。鍼を入れる際、大腰筋部の抵抗は強く硬化している状態と思われた。強い得気もあり、この段階で大腰筋が主要な問題であると確信を持ち施術を行った。この方は趣味で釣りをされていたが、腰痛のため誘いを断っていた様子。しかし4診を終える頃には「また釣りに行けそうです」との話で精神的にも前向きになった。

首の痛み

年齢:30代
性別:女性
職業:会社員
主訴:今朝から首が痛い(横を向くことと上を向くことが出来ない)
検査:回旋、伸展に可動域制限あり
   頚板状筋、頭半棘筋、胸鎖乳突筋に圧痛あり
治療部位:頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位   
経過:1診(ペインスケール8)
   頸部と胸部の夾脊穴、首の基本刺鍼部位に刺鍼
   2診(ペインスケール8→3) 
   訴え(全く横に向けなかったが、ある程度横に向けるようになったとの話)
   同部位に刺鍼
   3診(ペインスケール3→1) 
   訴え(ほぼ痛くなく、横に向く動作も問題なくなったとの話)
   同部位に刺鍼して経過観察とした。
   
 
年齢:40代
性別:男性
職業:会社員
主訴:首が痛い
検査:首の屈伸、右回旋で痛みあり
   首の屈伸、両側側屈で可動域制限あり
治療部位:頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位
経過:1診(ペインスケール5)
   頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位へ刺鍼
   後頭下筋群に得気あり
   2診(ペインスケール5→0)
   今までコップで水を飲む時に首の痛みがあったが、最近は痛くないとの話
   次は腰が気になるとのことで、腰の施術へ移行した。
   
年齢:20代
性別:男性
職業:会社員(ITエンジニア)
主訴:今朝から首が痛い
検査:首の伸展、右側屈で痛みあり
治療部位:頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位
経過:1診(ペインスケール7)
   頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位へ刺鍼
   2診(ペインスケール1)
   「ほとんど痛みはとれて、生活にも問題ない」との話
   経過観察とした
考察:典型的な寝違いの症例であった。普段から肩こりは感じないとのことだったが、自覚していない肩こりの場合もあることを説明して、職業柄、首の筋肉は緊張を強いられるため、月に1回程度のメンテナンス施術は行った方が良い旨説明した。
      
 

肩こり

年齢:30代
性別:女性
職業:会社員
主訴:ひどい肩こり
検査:回旋、伸展に可動域制限あり
   僧帽筋、肩甲挙筋、頭半棘筋、胸鎖乳突筋の硬化あり
治療部位:頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位   
経過:1診(ペインスケール7)
   頸部と胸部の夾脊穴、首の基本刺鍼部位に刺鍼
   2診(ペインスケール7→5) 
   「施術後3日目から肩こりが軽くなった」との話
   同部位に刺鍼
   3診(ペインスケール5→3) 
   「徐々に軽くなった時間が長くなった」との話
考察:この方は仕事で終日パソコン作業をしている。仕事柄、首肩の筋肉が緊張しやすい環境に置かれている。そのため、現在は2週間に1回施術を継続している。   
  
年齢:20代
性別:女性
職業:会社員
主訴:肩こりがひどい
検査:首の関節可動域は問題ない。
   右側屈で突っ張る感覚がある。
治療部位:頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位
経過:1診(ペインスケール6)
   頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位へ刺鍼
   頭板状筋、肩甲挙筋、中斜角筋が硬化していた。
   2診(ペインスケール6→3)
   「肩は楽になってきた」との話
   3診(ペインスケール3→2)
   「肩を揉んでもらうより効きました」との話
   定期的に施術を受けて、経過観察とする。
考察:この方は鍼施術の経験が初めてであった。「少し痛みを感じたのですけど、良くなったからお願いしました」との話だった。また、職場での人間関係で悩みも抱えており、その点でのストレスも肩こりに関与していたと考えられる。    
 
年齢:70代
性別:女性
職業:主婦
主訴:台所をやっていると肩がこる(特に左側)
検査:首の関節可動域は右側屈で可動域制限
   左側の前・中斜角筋の硬化あり
治療部位:頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位
経過:1診(ペインスケール8)
   頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位へ刺鍼
   頭板状筋、肩甲挙筋、中斜角筋が硬化していた。
   2診(ペインスケール4)
   「だいぶ軽くなってきた」との話
   3診(ペインスケール2)
   「効果が続くようになってきた」との話
   4診(ペインスケール1)
   「鍼を受けるとスッキリする」との話
考察:この方は身長が175cmあり、身長に対して台所の高さが低すぎてしまい、ひどい肩こりの原因だと考えられた。簡易的な椅子を使用して台所作業をするように助言して、初診のような強いコリは軽快した。肩こりの原因の半分は生活環境にあると言われており、生活の中で出来ることを対策したことが上手くいった症例であった。
 
年齢:30代
性別:男性
職業:会社員(ITエンジニア)
主訴:昼夜肩がこっている、目の疲れもひどい
検査:首の関節可動域は伸展で可動域制限
   ストレートネック
治療部位:頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位
経過:1診(ペインスケール7)
   頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位へ刺鍼
   2診(ペインスケール5)
   「鍼は初めてだったけど今までの治療より効果を感じた」との話
   3診(ペインスケール3)
   「目の疲れも良くなってきた」との話
考察:この方は仕事中ずっとパソコン作業をしている。当院に来院するまで鍼施術の経験が無く、1診は本数を通常の半分程度に減らして、徐々に本数を増やしていった。仕事柄、肩こりと上手く付き合っていくことが大切だと助言して、月に1回程度メンテナンスで来院されている。

肩の痛み

年齢:50代
性別:男性
職業:会社員
主訴:左肩を外側に挙げると肩が痛い
来院までの経緯:1カ月前から左肩が痛くなり、近所の整体へ週3回行っていたが改善せず当院へ来院した。
検査:左肩外転筋力→問題なし
   肩関節屈曲、外転、外旋、内旋可動域問題なし
   左三角筋の硬化あり
治療部位:左三角筋、僧帽筋、菱形筋、頭板状筋、頭半棘筋、頭最長筋、後頭下筋群
経過:1診(ペインスケール5)
   頸部と胸部の夾脊穴、左三角筋へ刺鍼
   2診(ペインスケール2)
   「施術の翌日には外側から手を挙げても肩が痛くなくなった」
   「両肩全体的に凝ってる感じがする」との話
   頸部、胸部の夾脊穴、左三角筋、左棘上筋、後頭下筋群へ刺鍼
   3診(ペインスケール1)
   「今まで左手を握る力が弱くグラスを持てなかったが、持てるようになった」
   「全体的に改善している」との話
   前回と同部位へ刺鍼
考察:問題であった組織は首の後方の筋肉と三角筋の深部にある三角筋下包だと推察された。手を握る筋肉を支配している筋肉は頸部から出ているため、首の筋肉の緊張が緩んだため握力が改善したものと考えられる。
ご本人は握力まで良くなると思っていなかったようで、喜んでいただいた。

頭痛

年齢:40代
性別:女性
職業:会社員
主訴:2週間前から頭の外側が痛い
来院までの経緯:母が当院へ通院しており母の紹介で当院へ来院した。
検査:頸部の関節可動域問題なし
   両側側頭筋の圧痛あり
治療部位:側頭筋、僧帽筋、菱形筋、頭板状筋、頭半棘筋、頭最長筋、後頭下筋群
経過:1診(ペインスケール7)
   頸部と胸部の夾脊穴、側頭筋へ刺鍼
   2診(ペインスケール1)
   「施術の翌日からほとんど痛くなくなった」
   「元々感じていた肩こりも軽くなった」との話
   同部位へ刺鍼
   様子をみて、再びつらい症状があったら来院するよう説明して終了となりました。
考察:症状は頭痛でしたが、首の筋肉の緊張が強く頚部にも刺鍼したことが症状改善につながったと考えられる。この方はフルタイムで勤務されながら中学生の息子さんの子育てもされている。ストレスや疲労を溜めやすい生活を送っており、疲労を溜めないよう出来る対策は行った方が良い旨助言した。
 
年齢:30代
性別:女性
職業:自営業
主訴:頭全体が重苦しい頭痛を感じる
来院までの経緯:1年前から原因不明の頭痛が始まり、頭痛外来のある病院へ行ったが痛み止めを処方されるだけで、長く服用していたら腎機能が悪くなり、薬を止めた。顎関節症もあり、歯医者で治療している。鍼治療は3軒くらい治療院を回ったが、効果を実感できなかった。
検査:首の可動域→問題なし
   圧痛部位→なし
治療部位:僧帽筋、菱形筋、頭板状筋、頭半棘筋、頭最長筋、後頭下筋群
経過:1診(ペインスケール10)
   頸部と胸部の夾脊穴、後頭下筋群へ刺鍼
   2診(ペインスケール7)
   「楽になった感じがする」との話
    同部位へ刺鍼
   3診(ペインスケール7)
   「正直前回とあまり変わらない」との話
    同部位へ刺鍼(経過が長いため首の上部の鍼の太さを変更)
   4診(ペインスケール1)
   「すごく楽になった」
   問題点がはっきりしたので、月に1回程度の施術で様子をみる旨説明
考察:4診ではかなり喜んで頂き、「この治療をもっと広めて下さい」と話を頂いた。今回の主要な問題点は後頭下筋群だと思われた。長期間つらい状態でいたため、頚部の深層筋の癒着が強く、通常の鍼では効果が薄かったためやや太めの鍼に変更した。それが上手くいき、結果的に痛みが軽快した。
ご本人は自身の不調に関して、相当思い悩んでおられた様子であった。頭痛は外見からその「つらさ」は分からない。最終的には表情も明るくなり、鍼灸の力を改めて実感した症例であった。
 
年齢:70代
性別:女性
職業:パート従業員
主訴:首が凝り、頭がモヤモヤする
検査:首の可動域→問題ない
   後頭筋に圧痛あり
治療部位:頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位、後頭筋
経過:1診(ペインスケール6)
   頸部と胸部の夾脊穴、頚部の基本刺鍼部位、後頭筋へ刺鍼
   後頭筋に得気あり
   2診(ペインスケール2)
   「今までの治療になかった位スッキリした」との話
   4診(ペインスケール1)
   「通っていると首と頭が軽くいられるのでしばらく通院したい」との話
考察:この方は20代の頃から鍼治療を受けている様子であった。ご両親も鍼治療で元気を取り戻したことがあり、鍼治療に対する信頼度は非常に高いレベルであった。当院に来る前に受けていた鍼は物足りなさを感じていたようで、当院の鍼を受けて「これだ」という気持ちになり定期的に施術を受けている。
声の張りや肌つやなど、見かけだけで70代と言われたことはないという。
鍼施術で症状が改善したこともあるが、ご本人自身が健康管理に関しての関心が高く、鍼治療と自己管理、その両輪がかみ合って健康を維持できていると考えられる。