A)施術の流れ
1.「予診票」の記入
「予診票」にお名前やお困りの症状等を書いていただきます。
お薬を服用でしたら「お薬手帳」をお持ちください。
また、老眼鏡が必要な方はお持ちください。
2.問診
予診票を拝見して、更に必要なお話を聞いていきます。
例えば、当院へ来る前に医療機関へ受診したのか、お仕事の内容等、施術に必要なお話を伺います。
3.理学的検査
問題と思われる箇所を触診し、関節の可動性や筋力検査も行います。
また、必要であるときは感覚検査も行います。
この時点で「どの部位が主要な問題なのか」当たりをつけています。
4.施術
まず、刺入20分+置鍼35分かかるので、トイレに行きたい方は先に行ってもらいます。
そして問題の箇所に鍼を入れていきます。
初診の方は鍼を1本刺入して「この鍼で大丈夫ですか?」とお聞きして問題なければ続けて鍼を打っていきます。
予定の鍼を全て打ち終わったら、35分そのまま安静になっていただきます。
当院は施術ベッドが1階と2階に分かれているため、安静にしている時に傍に居れるとは限りません。
そのため「呼び出しボタン」を手に届く場所に置き、何か御用の際はすぐに駆け付けられるようにしています。
5.お茶
施術後はサービスとしてお茶を提供しております。
この時に生活での注意点や今後の治療計画についてご説明します。
B)施術後の注意点
- 好転反応
重症の場合、鍼施術後に痛みやしびれが一時的に悪化することがあります。
ほとんどの方は施術日から3日目までに改善しますが、まれに3日以上続くことがあります。
ご自身で出来ることは「蒸しタオル」や「貼るカイロ」で温めることです。
また、このような場合、できるだけ早くもう一度施術を受けてください。
この反応が起こる理由を説明します。
鍼施術で筋肉の緊張がとれると、それまで通じてなかった痛みの電気信号が脳に通じるようになります。
この時に「痛み」を感じるのです。筋肉の硬さが改善するスピードは患っていた期間や年齢などで異なります施術でどの程度柔らかくするのか、というのは調整困難ですのであらかじめこのような現象が起こりえることを全ての新規患者様へお伝えしています。 - お酒は飲まない
鍼施術をした日の飲酒は控えて下さい。翌日から飲んでも構いません。 - 安静にして下さい
鍼施術をした日は鍼による刺激のため体のだるさが生じます。
その症状が強い場合、2,3時間横になってください。 - 適度な水分をとってください。
鍼治療後は普段よりコップ1杯ほど余分に水分を摂ってください。 - 入浴は問題ありません
体内に入れていた鍼を抜くと、鍼が入っていた皮膚が元に戻りますので、入浴による感染の心配はありません。 - 内出血を生じる場合があります。
鍼施術後にアザのような内出血を生じることがありますが、2週間程度で吸収されますので、心配ありません。