お尻の痛み

座っていると右おしり(坐骨)が痛い(ペインスケール7)

坐骨の痛み

50代/女性/介護士

主訴:椅子に座っているとお尻(坐骨の辺り)が痛くなる。その他に、腰も痛い。

ペインスケール:5

所見:触診にて右側の坐骨結節部分、腰部脊柱起立筋に圧痛を確認

治療:両側の脊柱起立筋、大腰筋、小、中殿筋、右坐骨結節部に刺鍼

2診:前回の治療翌日から坐骨の痛みは5→1程度になったとのこと。
腰痛も半分程度に痛みが軽快したとのこと。
初診と同部位に刺鍼し、坐骨結節部の痛みは消失し、腰痛は月に1、2回程度
メンテナンスで施術を受け、良い状態をキープしている。

考察:坐骨の痛みは坐骨結節に付着する筋肉や隣接する関節包の癒着や瘢痕が原因となることが多く、
坐骨結節に鍼を当てることが、効果を左右するカギとなることが分かった。

検査

関節の可動域に問題なし
梨状筋、小殿筋に圧痛あり

経過

1診
腰部脊柱起立筋、小殿筋、中殿筋、大腰筋へ刺鍼

2診
ペインスケール7→4 痛みは良くなったとの訴え
1診と同部位へ刺鍼

3診
ペインスケール4→2 「痛みはあまり気にならなくなりました」との訴え
1診と同部位に刺鍼し仕事で長時間椅子に座るようなので、出来るだけ時
おり立つよう助言する。

4診
ペインスケール2→0 「痛みなく仕事が出来るようになりました」との話
治療終了となる。