肩の痛み

左肩を外側に挙げると肩が痛い

50代/男性/会社員

来院までの経緯

1カ月前から左肩が痛くなり、近所の整体へ週3回行っていたが改善せず当院へ来院した。

検査

左肩外転筋力→問題なし
肩関節屈曲、外転、外旋、内旋可動域問題なし
左三角筋の硬化あり

治療部位

左三角筋、僧帽筋、菱形筋、頭板状筋、頭半棘筋、頭最長筋、後頭下筋群

経過

1診(ペインスケール5)
頸部と胸部の夾脊穴、左三角筋へ刺鍼

2診(ペインスケール2)
「施術の翌日には外側から手を挙げても肩が痛くなくなった」
「両肩全体的に凝ってる感じがする」との話
頸部、胸部の夾脊穴、左三角筋、左棘上筋、後頭下筋群へ刺鍼

3診(ペインスケール1)
「今まで左手を握る力が弱くグラスを持てなかったが、持てるようになった」
「全体的に改善している」との話
前回と同部位へ刺鍼

考察

問題であった組織は首の後方の筋肉と三角筋の深部にある三角筋下包だと推察された。手を握る筋肉を支配している筋肉は頸部から出ているため、首の筋肉の緊張が緩んだため握力が改善したものと考えられる。
ご本人は握力まで良くなると思っていなかったようで、喜んでいただいた。